カウンセラープロフィール

カウンセラー 

SEKIYA,Tomomi | 関谷 共美(関谷 共未)

■公認心理師/精神保健福祉士/日本基督教団 教師

*2004年~2019年,関谷共の名前で活動(論文執筆等も)しています。

 

 

■産業・労働系資格:ストレスチェック実施者

*労働安全衛生法に基づくストレスチェック及び,ハラスメント,休職復職等,職場のメンタルヘルス全般に関わる課題解決についても,お気軽にご相談ください。  

 

・当ルームのカウンセラーは,公認心理師/精神保健福祉士です。 

・当ルームのカウンセラーは,ストレスチェック実施者になることができます。  

 

  ≪お知らせ≫   

▶ スペイン在留邦人(Japoneses en España), および海外在留邦人(Japanese living overseas)の方へ

のZOOMカウンセリングを行っています。ご予約方法は, 国内でのカウンセリングと同じです。

ご利用案内> をお読みいただき<ご予約専用フォーム>よりお申し込みください。

 

Se realizan las consultas psicológicas para Japoneses en España.

We provide counseling for Japanese living overseas.

 

 

 カウンセラーからひと言

 

    2003年,大阪あべのカウンセリングルームを開設。主として認知行動療法(CBT) に基づくカウンセリングとグリーフケア・スピリチュアルケアを専門とし,これまで4千人以上のご相談をお受けし,3万時間をこえる面談を実施してきました。

 

    CBTはエビデンス・ベースドの臨床実践の考え方に立ち,うつ病や不安障害などの治療で,その有効性が科学的手法によって実証されています。『米国精神医学会治療ガイドライン』では,軽度から中程度のうつ病の第一選択治療のひとつとされ,現在では精神科治療のグローバルスタンダードになっています。

 

    カウンセリングにおいては,自らの認知体系(考え方・視覚的イメージ)を知り, 反証や多面的解釈によって自ら修正していくことで心の問題や症状を軽くし,最終的には,自分自身が認知療法を用いて感情のセルフコントロールできるようになること を目指します。  

 

   また,対人援助職者のバーンアウト防止の観点から,自己理解・自己覚知のためのグリーフケア研修プログラムの構築に,ライフワークとして取り組んでいます。カウンセリング・SV・教育分析・認知行動療法(CBT)など様々なアプローチによって,現実世界に生きる専門職者としてのストレスコーピングをサポートしています。援助者自らが支えられることの大切さを学び,仕事だけではなく,日常に生きる体験としていただけることを期待します。 

 

 思い込みにとらわれず,思考を柔軟にし,その状況にあったバランスの良い考え方が自由自在にできるようになるためのトレーニングを,カウンセラーと一緒に楽しみながらやっていきましょう!

そして,日々喜び楽しみながら,人生を,より豊かにいきいきと歩んでいけるとよいなと思います。

 

 

グリーフケア・スピリチュアルケアに携わる個人的な体験について

 

・1995年 この時期から2007年まで,家族のうつ病とアルコール依存症(膵炎での危篤を数度体験,入退院を繰り返し,感情のコントロール不能のためのDV)の介護をしました。私自身の疲弊もあり,お互い思いやることができなくなりました。

*うつ病の苦しみ,うつ病患者家族の苦しみ,アルコール依存症の問題,DVのメカニズム。

 

・1999年 次男を「新生児遷延性肺高血圧症」で,生まれて25時間40分で亡くしました。

*新生児死,周産期の死。家族・母親・幼いきょうだいのグリーフ。

       

・2023年 長男27歳で前立腺がんの診断(2023年現在28歳)。症状自覚から確定診断までの数か月,痛みと不安と恐怖のうちに15時間30分に及ぶ手術を乗り越え,ダブルストマ(人口膀胱&人口肛門)造設。入院中ようやく今日から固形食というときに腸閉塞。痛みに絶叫し,3日目にイレウス管挿管9日間,気力をすべて奪われる。術後創部の感染,膿瘍形成。術後後遺症で左足に神経痛。布団が触れただけで叫ぶほどの痛み。

 

膿瘍なくならずドレーンをいれたまま,陰嚢腐瘍で開放創のまま退院。ストマを受け入れることもまだ難しい。2~3日おきのパウチ交換。自分のはだかを見ることが辛い。24時間の壮絶な痛みに眠ることもできず痛み止めはきかず。

 

■ 退院時,病理の結果,診断名が「前立腺がん」から「肉腫」に変わりましたと告げられる。

■ 退院後最初の診察時にCT造影→その結果,再発の告知。

 

15時間半の手術を乗り越え,Wストマとなり,イレウス管,膿瘍のための高熱,

ドレーンをいれたまま,陰嚢開放創のまま退院。神経痛と会陰部の壮絶な痛み。

ベッドとトイレを往復するだけの生活。痛みに疲れ果てた。 

 

しかし,すべて根治のためにがんばった。

この数か月間あらゆることをあきらめた。

 

なのに病理の結果「肉腫」だったと。退院時の検査ですでに再発があったと。

耐えがたい壮絶な体の痛みと死に直面した恐怖,未来が失われる悲しみと絶望の中におかれた。  

 

絶望のうちに抗がん剤治療を始めるため入院(2024.2.7)。

 

家族が共にいても,どれだけ友人の支えがあっても,恐怖と絶望に押しつぶされ,誰にもかわってもらえず,全てを一身に引き受けて孤独感に圧倒される息子の傍らで,ただそばにいることしかできません。大きな体を赤ん坊のように丸めて泣く息子を抱きしめるとき,生まれてから28年の息子の人生を思いました。

 

この後~現在にいたる経過の記録とどうすることもできない母としての悲嘆。

気持ちが向いたときブログを更新します。ご自身が辛い状況に置かれている方は、スルーしてください。

 

 

関谷共美(関谷共未)

公認心理師/精神保健福祉士/日本基督教団教師

 

現職

 ・大阪あべのカウンセリングルーム代表・カウンセラー

 ・大阪キリスト教カウンセリングセンター/牧会者のためのストレスコーピングオフィス代表・カウンセラー

 ・日本基督教団 牧師

 ・一般社団法人京都グリーフケア協会 講師

 ・三育学院大学(Saniku Gakuin College)学外カウンセラー (2023. 4~)

 ・日本語教師

 

   1986.3 大阪外国語大学イスパニア語学科卒業(現 大阪大学外国語学部スペイン語専攻)

   2022.3 同志社大学大学院神学研究科神学専攻博士課程前期課程修了(Master of Theology)  

 

 略歴

   1986.4~1988.9  (株)リクルート

   1989.10~1991.9 日本コンベンションサービス株式会社 

   2004~2006 大阪府配偶者暴力支援センター 相談員

   2006~2019 医療法人平山クリニック 精神保健福祉士

   2008~2017 ピースマインド株式会社 EAPコンサルタント・カウンセラー 

 

~ 現在

   1991~ 日本語教師として外国人の日本語教育に従事

   2003~ 大阪あべのカウンセリングルーム 代表・カウンセラー

   2011~ 一般社団法人京都グリーフケア協会 講師 

   2022.4~ 日本基督教団 牧師 

   2022.1~ キリスト教カウンセリングを開始

   2023.4~ 三育学院大学(Saniku Gakuin College)学外カウンセラー 

   2023.8~ 大阪キリスト教カウンセリングセンター/牧会者のためのストレスコーピングオフィス設立

  

 大阪あべのカウンセリングルームでは,主として認知療法・認知行動療法(Cognitive Therapy & CBT)に基づくカウンセリングを専門とし,うつや不安などこころの問題の再発予防と感情のセルフコントロール,短期間での問題解決をめざします。

 

 死に向き合う方々やご家族,ご遺族,深い喪失を抱える方々へのグリーフカウンセリング,スピリチュアルケアでは,CBTと共にロゴセラピー(意味中心療法・実存分析)に基づき,「生きる意味」を見出し,充実させることができるように援助します。

 

 個人を尊重する観点から,相談者が最良の支援を受けることができるように,社会資源の活用や,多職種連携,地域連携の視点も重視しています。産業分野においても従業員やご家族のカウンセリング/休職復職相談/メンタルヘルス研修など,EAPコンサルタントとして長年活動しています。

 

 また,グリーフケアにかかわる専門職や対人援助職の方々へのグリーフケア(自己理解と自己覚知)教育にも微力を尽くしてきました。2011年から一般社団法人京都グリーフケア協会の設立に参加,医療・福祉従事者や葬儀社などご遺族や緩和ケア・ターミナルケアにかかわる対人援助職者への教育,グリーフカウンセリングとグリーフケアの研究・普及活動など,日本にグリーフケア(Grief Care)の拠点をつくるべく志を持った仲間たちと活動しています。 

 

京都G 講義コース 

看護師コース:基礎・上級・アドバンス / 介護福祉コース:基礎 / 葬儀従事者コース:中級

 医療・福祉,行政,教育機関,企業,また宗教に基づく援助者の方々からのご依頼によって,年間を通して,うつ・不安などの心の病に関わるメンタルヘルスやストレスマネジメント研修,専門職向けのグリーフケア・スピリチュアルケア研修,講演活動を行っています。

 

論文・書評・インタビュー取材記事  

関谷共美(2019年以降) / 関谷共未(2019年以前)


・(書評)『本のひろば』6月号(786号), キリスト教文書センター,  pp. 18-19,  2023. 

『本のひろば』2023年6月号に,ヘンリ・ナウエン『傷ついた癒し人』新版(新訳)の書評が掲載されました。WEBでもお読みいただけます。WEBでの公開時期は,本のひろば.com をご確認ください。

 

・『 ヘンリ・ナウエン『傷ついた癒し人渡辺順子訳・酒井陽介解説, 日本キリスト教出版局, 2022. 

    

・(インタビュー取材記事)『信徒の友』日本キリスト教出版局,  p.24, 2023-5.  

  *APD(聴覚情報処理障害)等,障害をもつ方への取り組みについて取材を受けました。

 

・関谷共未, 「赤ちゃんを亡くされた遺族へのグリーフケア : 遺族のケアニーズの一考察」『ソーシャル

   ワーク研究 : 社会福祉実践の総合研究誌 / ソーシャルワーク研究編集委員会 編 (相川書房)』37    (4), 41-50,2012. 

 

・関谷共未, 「赤ちゃんを亡くした家族が医療者に望むこと--25時間40分を生き抜いた晴河の命の輝きを

  通して〔含 赤ちゃんを亡くした遺族へのアンケート調査結果〕」『Neonatal care = ネオネイタル

  ケア(メディカ出版)』 18 (11), 1130-1143, 2005-11.

 

・関谷共未, 『もう一度逢いたい~愛する人を亡くしたあなたへ~』新風舎, 2004.

 

修士論文

「構成主義からみたパウロの回心―― 喪失と悲嘆における意味再構成の視点から ――」2022.

 *同志社大学大学院神学研究科博士課程前期課程修士論文   

  

・当ルームのカウンセラーは,日本基督教団(プロテスタント)牧師/Master of Theology(神学修士)です。キリスト教に基づくカウンセリング(Christian  Counseling)をご希望の方は,ご予約の際その旨お申し出ください。

 

・主日礼拝の説教(関谷)部分のみ,字幕(フルテロップ)をつけてYouTubeで順次公開しています。 

  ~ 聴覚障害,聴覚情報処理障害(APD),高齢難聴・日本語の説教を聴く外国人の方など説教を聞きとることの難しい方々のために。また,クリスチャンでない方,宗教・哲学・聖書や心理学に関心のある方の学びのために ~ 

                                                             

 

~favorite Quotes~

◆Ultimately, man should not ask what the meaning of his life is, but rather he must recognize  that it is he who is asked.

 

◆The last of human freedoms.....the ability to choose one’s attitude in a given set of circumstances.

                                

                                                            ~Viktor E Frankl~

 

 ◆そもそも我々が人生の意味を問うてはいけません。

 我々は人生に問われている立場であり

 我々が人生の答えを出さなければならないのです

  

 ◆どのような状況になろうとも人間にはひとつだけ

 自由が残されている。

 それはどう行動するかだ

                                                        

『夜と霧』~ フランクル ~

 

 

カウンセラーから

認知療法・認知行動療法(CBT)・ロゴセラピー(実存分析)を

専門としています。限られた人のものであるカウンセリングを誰にとっても身近なものにし,その質を高めていくべく日々努力しています。
どのような心のお悩みも,どうぞお気軽にご相談ください。

カウンセリングについて 丁寧にお話をお聴きし問題解決への見通しを立て,
今どの位置にいるのかを確認しあいながらカウンセリングを進めていきます。主として,認知療法・認知行動療法(Cognitive Therapy & CBT)に基づく共同作業としてのカウンセリングによって,うつの再発予防,短期間での問題解決と感情のセルフコントロールを目指します。
公認心理師とは

公認心理師とは,「心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析」・「心理に関する支援を要する者との心理相談による助言・指導」・「心理に関する支援を要する者の関係者との心理相談による助言・指導」・「メンタルヘルスの知識普及のための教育・情報提供」(第2条)を行う,公認心理師法を根拠とする日本の心理職国家資格です。

                 公認心理師法(厚生労働省)

精神保健福祉士とは
(MHSW:精神科ソーシャルワーカー)
公認精神保健福祉士とは,精神科ソーシャルワーカー(Mental Health Social Worker)」と呼ばれる専門職の国家資格です。精神保健福祉士法において,第28条の登録を受け,精神保健福祉士の名称を用いて,精神障害者の保健および福祉に関する専門知識および技術をもって,精神科病院,その他の医療施設において,精神障害の医療を受け,または精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ,助言,指導,日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助(相談援助)を行うことを業とする元をいいます。
                  精神保健福祉士法
「もう一度逢いたい~愛する人を亡くしたあなたへ~」 カウンセラー著 愛する次男を亡くした悲しみの中で,遺された幼い長男と暮らした日々を綴った本。小さな命の輝きと,生きるということの大切さをもう一度感じていただけたら・・・
ご興味のある方はこちらから内容をご覧いただけます。
                 本のご紹介はこちらから

 気分障害:

うつ病,双極性障害

 

不安障害:

パニック障害,広場恐怖,社交不安障害(SAD),心的外傷後ストレス障害(PTSD),

急性ストレス障害,全般性不安障害(GAD)

 

その他:

身体症状症,摂食障害,適応障害,自律神経失調症,ストレス,睡眠障害,PTSD(心的外傷後ストレス障害) 

聴覚情報処理霜害(APD),自閉スペクトラム症(ASD),注意欠如・多動性障害(ADHD)

 

心理療法:

認知療法・認知行動療法(CBT),ロゴセラピー(実存分析,意味中心療法),

グリーフケア,スピリチュアルケア,キリスト教カウンセリング(Christian Counseling)

 

対人援助職者への援助・教育(医療,介護福祉,葬儀,教育,自治体):

グリーフケア/スピリチュアル研修,認知行動療法,スーパービジョン,教育分析(自己理解・自己覚知),

ストレスマネジメント,セルフケア,アンガーマネジメント

 

相談内容:

家族関係,夫婦関係,親子関係,子育て,虐待,ひきこもり,不登校,不眠,摂食障害,希死念慮,自殺企図,
死別,グリーフカウンセリング,グリーフワーク,悲嘆,人生観,死生観,自己理解,ストレス,

休職・復職,転職,就労,進路,キャリア,障害者雇用,社会復帰,メンタルヘルス,その他

 

🔸カウンセリング実施の対象地域:全国   

🔸講演・研修については,お問合せ下さい。お問合せはこちら