キリスト教に基づくカウンセリングをご希望の方へ

(Christian Counseling・Christian CBT)


                

キリスト教カウンセリング(Christian Counseling / Christian CBT)を行っています。

 

 クリスチャンの方には、個人の信仰を尊重したキリスト教に基づくカウンセリング・CBTを行います。 

 

 スピリチュアルペイン(自己の存在と意味の消失から生じる痛み)を抱える人の支えとなる「関係存在」には、家族や友人はもちろん住み慣れた地域や家、そして「信仰」もそこに含まれます。

 

 近年、欧米の研究では、宗教的概念が統合された治療や心理療法が、より良い回復と再発率の低減をもたらすことが明らかになっています。また、医療や福祉分野において、患者やクライエントの信仰にもとづく援助を受けることを妨げないことが法的に保障され、そのための環境を整えることが病院や施設に義務づけられています。

 

 一方、日本においては、わずか1%にみたないクリスチャン人口の少なさから、そもそも臨床心理学を専門とする援助者(牧師や神父)が少なく、キリスト教に基づく専門的な心理的援助(カウンセリング)を受けることは難しい状況です。

 

 しかし、「信仰」は、その人の世界観・生き方に強く影響するため、クリスチャンに対するカウンセリングではキリスト教に基づく援助の視点が大切になります。当ルームでは、科学的な心理療法であるCBTと、信仰を土台とするキリスト教に基づく考え方の統合されたカウンセリングを行います。「科学」と「宗教」とが相互に働き、協働して自己のアイデンティティを再構築していく過程において、より良い効果がもたらされるようにアプローチし、サポートしていきます。

 

 クライアントが、キリスト教の信仰を自由に言い表すことが妨げられず、同時に専門的な心理学的援助が受けられる環境を提供されることが大切だと考えます。クリスチャンの方でキリスト教に基づくカウンセリングをご希望の方は、ご予約時に「連絡事項」欄に「キリスト教カウンセリング希望」とご記載ください。また、クリスチャンでない方も、キリスト教や聖書、宗教・哲学、心理学に関心のある方は、お気軽にご相談ください。

  

 また、牧師のバーンアウトに対する実効的な対策がとられていない現状に鑑み、カウンセリング・SV・教育分析・認知行動療法(CBT)など様々なアプローチを用いて牧師のストレスコーピングをサポートしています。


 

当ルームのカウンセラーは 日本基督教団 : The United Church of Christ in Japan の教師でもあります。


 気分障害:

うつ病,双極性障害

 

不安障害:

パニック障害,広場恐怖,社交不安障害(SAD),心的外傷後ストレス障害(PTSD),

急性ストレス障害,全般性不安障害(GAD)

 

その他:

身体症状症,摂食障害,適応障害,自律神経失調症,ストレス,睡眠障害,PTSD(心的外傷後ストレス障害) 

聴覚情報処理霜害(APD),自閉スペクトラム症(ASD),注意欠如・多動性障害(ADHD)

 

心理療法:

認知療法・認知行動療法(CBT),ロゴセラピー(実存分析,意味中心療法),

グリーフケア,スピリチュアルケア,キリスト教カウンセリング(Christian Counseling)

 

対人援助職者への援助・教育(医療,介護福祉,葬儀,教育,自治体):

グリーフケア/スピリチュアル研修,認知行動療法,スーパービジョン,教育分析(自己理解・自己覚知),

ストレスマネジメント,セルフケア,アンガーマネジメント

 

相談内容:

家族関係,夫婦関係,親子関係,子育て,虐待,ひきこもり,不登校,不眠,摂食障害,希死念慮,自殺企図,
死別,グリーフカウンセリング,グリーフワーク,悲嘆,人生観,死生観,自己理解,ストレス,

休職・復職,転職,就労,進路,キャリア,障害者雇用,社会復帰,メンタルヘルス,その他

 

・カウンセリング実施の対象地域:全国   

・講演・研修については,お問合せ下さい。お問合せはこちら